塾内で使っている理科のまとめ教材です。
自分でまとめるのが基本ですが、それが難しい生徒さん向けのまとめの見本です。
教科書改訂を受け、まとめて清書し直すことにしました。
(理科のまとめ教材はその他にも、受験向けに大きくまとめたもの、単元ごとに詳しく切り込んだものがあります)
大昔に石器時代から金属器(鉄器)時代に移行したように、ここ数十年で鉄器時代からプラスチック時代に移行した…という見方をしている学者さんもいるそうですし、それにはうなずけます。
化学は物質について考える単元ですし、中学理科ではプラスチックから始め、最初から掘り下げていくというのもありですね。
実際、学調でもその種の問題がよくみられます。
〔確かめ方〕という考え方そのものが大切なのですが、そこらへんを意識させるのが難しいです。
「とける」と「混ざる」の違いは、小学理科の段階から、重視されています。
「沸騰」と「蒸発」が混同されることが多く、そこは注意が必要です。中学理科では「蒸発」という用語が正式に扱われてはいませんが、小学理科で沸騰について重要な観察実験を行っているので(ちびまる子ちゃんの重要エピソードでも出てきますね)、それをつなげられるといいです。
マツの花?・・・昔の教科書では「花びらのない花」、なんて表現もされていました。
なんだよそりゃ?・・・と思う方が正常なリアクションです。一般的には、花びら(花弁)を持つものが花と呼ばれます。
でも、生物学用語で「花」は「種子をつくる器官」なので、種子植物(裸子植物)であるマツにも花はあります。
1年の最初から、わりと深いところを勉強するものですね。
「維管束」が2年に回って未習の段階で、植物の分類は、確かにやりにくいところもありますね。
単子葉類・双子葉類の例は、あえて挙げていません。覚えるものではなく、みればわかる(考えればわかる)というところに、持っていきたいですね。
大きな変化は、「恒温動物」と「変温動物」の分類はやめておこう、となったこと。
でも、まだこれを出したがる中学の先生は多いような印象。(ただ、まちがって出しちゃってるだけかもしれませんけどね。)
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